5つのポイント

Point.1
HRMODで高負荷時も精密な位置決めを実現

20万分解能で高精度位置決め

トルクを維持しながら20万分解
能で高精度な位置制御が可能

「低速」でも 「高速」 でも位置偏差を最小に抑え、なめらかな運転が可能。

HRMODによるサーボ制御で位置偏差を最小化

レゾルバの高分解能位置検出によるサーボ制御で、「ゆっくり」でも「高速」でも位置偏差を最小化し、安定した運転が可能となり、振動対策部品が不要です。

ゆっくり安定駆動:1rpm

(約1kgの負荷を減速機なしで直接駆動)

高速でも安定駆動:300rpm

(約1kgの負荷を減速機なしで直接駆動)

Point.2
HRMODで省スペース化に貢献

脱調マージン不要で省スペース化

脱調マージン不要でモータサイズを
約30%小型化可能

負荷が大きくても高精度・高分解能な運転。
脱調マージンが不要でモータサイズの小型化が可能。

HRMODによるサーボ制御で脱調マージンが不要

脱調マージンが必要な一般的な脱調レス制御と比較し、 20万P/Rの高分解能でありながらモータのトルク性能を最大限活用できるので小型のモータを使用することが可能です。

一般的な脱調レス制御(ハイブリッド)

(レゾルバ付きステッピングモータ)

□42mm 最大トルク 約330mNmのモータで比較

Point.3
HRMODでタクトタイム短縮に貢献

タクトタイム短縮

指令への高い追従性と加減速制御で
タクトタイムを最大30%短縮可能

高分解能かつ高加減速レートでの位置決めが可能。
「素早く」 と 「正確に」 を両立できタクトタイムを大幅に短縮することが可能。

HRMODによるサーボ制御で加速レートを高速化可能

一般的な脱調レス制御と比較し、高精度な位置・速度フィードバックによる 高速なサーボ制御で指令値・負荷に応じて駆動することで、高加減速レートでも脱調せずに運転することができ、タクトタイムの短縮が可能です。

加減速時間の影響

最大トルク約330mNmのモータで速度300rpm運転時(負荷:約1kgの真鍮イナーシャ)

タクトタイムへの影響

最大トルク約330mNmのモータで速度300rpmで1800°回転時(負荷:約1kgの真鍮イナーシャ)

Point.4
HRMODでコスト低減・省エネに貢献

熱・振動
対策コスト低減

負荷に応じた制御で低発熱
低振動での運転が可能

運転・停止時それぞれ必要な電流しか消費せずモータの温度上昇を最小限に抑制。
熱対策が不要となり、対策部品コスト低減・電力コスト低減が可能。

HRMODによるサーボ制御で消費電流を最小化

サーボ制御により、指令値・負荷に応じて必要な電流でモータを駆動します。設定した運転電流を常に消費する一般的な脱調レス制御に比べ、消費電流を低減することが可能です。

運転電流比較

モータ温度上昇

□42mm 最大トルク 約330mNmのモータで比較

Point.5
HRMODでバッテリーレスアブソ同等機能を実現

電源遮断時でも位置情報を保持

バッテリーレスで絶対位置を保持できる
アブソ・エミュレーション機能を搭載

位置情報を不揮発性メモリに保持できるので、電源遮断が発生する場合でも、
電源復帰後にその位置から継続運転が可能。

HRMODによる位置情報の保持で外部センサを削減可能

マイコン内蔵の不揮発性メモリに位置情報を保存することで、電源が遮断されても位置情報を保持し続けることができ、バッテリーレスアブソリュートセンサと同等の機能を実現できます。

原点復帰運転を省略可

電源が遮断されても位置情報を保持できるので、
電源復帰時の原点復帰運転は省略可

原点センサを省略可

押し当て方式を用いれば原点センサは省略可
原点位置はHRMODの不揮発性メモリに保持

リミットセンサを省略可

不揮発性メモリに保持した原点位置を基準に
動作可能な範囲を絶対位置で管理することが可能

高精度な原点復帰が可能

最小0.0018°単位で原点設定できるので、
PTPでの高速かつ高精度な原点復帰が可能

制約事項:電源遮断中にモータを外力で動かした場合は、再度原点位置設定が必要

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