顔認証にまつわるおはなし【前編】
みなさん、こんにちは。
12月が始まり、年末に向けて師走の
慌ただしさがどんどん本格化していますね。
なんとなく気持ちが急く今日この頃ですが、
忙しいからこそ心と時間に余裕を持って
師走を乗り越えていきたいですね。
さて、今回のコラムでは 顔認証技術
についてお話をしたいと思います。
最近では、スマートフォンのロック解除や
コミュニケーションロボットにも採用されるなど
身近になってきた顔認証技術。
し か し・・・
決済などお金が関係するところでは、まだまだ採用が進んでいません。
昨今のコロナ禍もあり、顔認証システムの
利用が急速に進んでいるんじゃがのぅ…
顔認証決済ができたら もっと
便利なのに…何故でしょうか?
そうじゃな…まずは顔認証の
認証方法を説明するかのぅ…フォフォ
宜しくお願いします!
顔認証の認証方法① - 1:1認証
みなさんは、スマートフォンがどのように
ロック解除をしているかご存知ですか?
スマートフォンのロック解除は、
登録された人と同一人物かどうかを
判断しています。
これは登録されている1人分の顔データと
カメラに映った人とを比較するため、
「1:1認証」と呼ばれています。
顔認証の認証方法② - 1:N認証
そもそもスマートフォンは、個人情報のカタマリです。
他人に気安く触らせることはないので
ある程度「認証しやすく」設定できます。
一方、監視カメラなどで
監視しようとした場合、
登録した人も、カメラに映る人も、
不特定多数になります。
その場合は、カメラに映った人と数百人、
数千人のデータとの比較、
つまり「1:N認証」が行われます。
認証しやすい設定のままだと、
他人と間違う恐れがありますよね。
(これを「他人受入」と呼んだりします)
この誤認証が発生するリスクがあるため、
お金絡みのシステムで顔認証を使うのは
ハードルが高いのです。
まとめ
今回のコラムのまとめは以下の通りです。
- 1:1認証は、登録された人と同一人物かどうか判断する
- 1:N認証は、登録されている不特定多数の顔データ(N人)から特定する
それでは、誤認証しない設定から
認証を厳密に行う設定にした場合
どうなるでしょうか?
次回のコラムで解説したいと思います。
次回は今年最後のコラム
更新みたいじゃぞ…フォフォ
2021年の締めくくりに…
お見逃しなく!
次回のエンジニア'sコラムもお楽しみに!