ふわっと解説！クラウド・クラウドコンピューティングってなに？

「クラウド」という名前は、ネットワークを図に表すとき、雲マークで表していたのが由来です。
形を変えて様々なことができ、簡単にアクセスできる点が、まさに雲のイメージにピッタリですね。

「クラウドコンピューティング」とは

クラウドコンピューティングとは、
　　　クラウドを用いた、情報処理の仕組みや技術
を指します。

クラウドコンピューティングを使うことで、
クラウドAI（例：ChatGPT）とおしゃべりできたり、
Web上の表計算ソフト（例：Excel for the web）で計算や、複数人で共同編集ができたりします。

「クラウドコンピューティング」、略して「クラウド」だよ！ と説明されることも多く、
実際、私たちの身の回りでも、同じ言葉として使われることが多いです。

今回は、「コンピューティング」という言葉がくっついて、
「技術とか、仕組みとかの話をしてるんだな～」と理解してもらえればOKです◎

クラウドコンピューティングのメリットは、
　★インターネット環境があれば、どこからでも、簡単にアクセスできる
　★高性能なコンピューターを必要に応じてレンタルできる
ところです。

どこにいても、写真を保存したりクラウドAIを使ったりできるので、簡単に使えて便利です。
写真を撮りすぎたポンズくんも、容量の大きなスマホに買い替えずに済みそうですね。

また、無料プランや月額プランが用意されていて、気軽に使うことができます。
クラウドコンピューティングに用いる高性能なコンピューターは、いちどに複数の処理ができるので、
私たちのスマホやパソコンの代わりにさまざまな処理をこなしてくれます。

しかし、クラウドコンピューティングには、以下のようなデメリットもあります。
　★みんなが同時に、大量の処理を依頼すると、処理が遅くなることがある。
　★情報漏えいのリスクがある。　　　　                          　　　　　　　etc.

クラウドコンピューティングは、いちどに複数の処理ができますが、
難しい処理をいくつもお願いした場合、待ち時間ができてしまうことがあります。
「絶対に高速でやってほしいこと」には、あまり向いていません。

また、多くのデータがクラウドにまとまっている分、サイバー攻撃や情報漏えいのリスクがあります。
安易に個人情報などを送信すると、そのままインターネットの「どこか」に渡ってしまう可能性があります。
特に、流行りの生成AIでは注意が必要です。