第1章【新人H君の徹底解剖】写真にうつる謎のシマシマ模様は…怪奇現象?
皆さん、新年あけましておめでとうございます。
今年も、元気に!皆さんに楽しんでいただける
コンテンツを発信してまいりますので宜しくお願いいたします。
2022年一発目のコラムは
「こんな開発をやってみた!」新人H君の
挑戦記をお伝えしたいと思います。
コロナ禍により不要不急の外出を控えるなか、
お家で過ごす時間が以前より増えた方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
家にこもって毎日撮影会を
してるんだけど、恐ろしい現象が…
ウサギなのに、自撮り?(笑)
いいから、これを見て…
こ…これは…!
助手 ポンズちゃんの写真にシマシマのまだら模様が出現…
これは一体何が起きてるんでしょうか?
新人H君がこの怪奇(?)現象を徹底解剖します!
新人H君による検証
自宅でひとり自撮りを楽しむポンズちゃんでしたが、
撮った写真には何故か次々とシマ模様が出現しているようです。
怪奇現象では…?!と怯えるポンズちゃんに新人H君が質問を続けます。
全部の写真でシマシマが出たの?
そういえば…寝起きに撮った1枚だけ、普通に撮れてた…
これはいつも通り撮影したの?
この日はいい天気だったから
照明ナシで撮ってみたよ!
なるほど…家では
どんな照明使ってるの?
えっと…随分前にLED照明を…
って話そらなさないで!(怒)
なるほど…!!
ポンズちゃんの話から、新人H君は何かひらめいたようです。
一体何をひらめいたのでしょうか?
シマシマの正体は●●●●●?
僕の仮説だけど…
これはフリッカーといわれる
現象じゃないかな。
フリ…??
フリッカデーラ?
それはデンマークの伝統料理(笑)
フリッカーとは、私たちの眼には常に光っているように見える
蛍光灯やLED等の照明が、もの凄い速さで点滅(ちらつき)を繰り返している現象です。
実はこの照明の点滅回数は
蛍光灯では1秒間に100~120回の周期、
LED照明では1秒間に数百~数千回の周期で
発生していると言われています。
この点滅している光の瞬間をカメラで撮影したため、
ポンズちゃんの写真にはシマシマ模様が写り込んでしまったのではないか?
…と新人H君は考えました。
まとめ
今回のコラムのまとめは以下の通りです。
- ヒトの目では認識できない、照明器具のちらつきをフリッカー現象という。
- フリッカーの発生周期(1秒間)は、蛍光灯で100~120回、LED照明で数百~数千回。
原因がわかってきたぞ!
次回は、シマシマ(=フリッカー)が写りこまない撮影方法について、新人H君が徹底解剖!します。
次回もお楽しみに!