【開発秘話・前編】「Robi2の目」として自然に、絵本を認識。ロボットらしくない動きを追求!
皆さん、Robi2 をご存知ですか?
こんなに丸っこく
愛くるしいシルエット持つ
ロボットがいるなんて…!
… Robi2を見てそう思われた方も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
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そんなRobi2はカメラを搭載し「視力」を持つことができました。
この「視力」を持つことで、これまで出来なかったことが
できるようになりました。
例えば…
- 個人を特定すること( = 顔認証)
- その場の記録( = 写真撮影)
- 絵本の読み聞かせ( = 絵本認識) …etc
このような、多彩なコミュニケーションが
できるロボットとして進化し、Robi2は
家族の一員として、たくさんの家庭に迎えられています。
今回は、そんなRobi2の【絵本認識の開発秘話】をご紹介します。
ロボットが、絵本を読む…??
「ロボットが絵本を読むこと」
いかにもロボットが読んでいると
わかる仕組み(動き)ではダメ。
‘自然に読む’ というコンセプトは
これまでにないー…
( Robi2制作の第1回コンセプト会議 より)
Robi2制作の第1回コンセプト会議で出た
総合プロデューサーのこの一言に…
頭に浮かんだやり方では課題が多すぎる…
これが私たち開発者の最初の考えでした。
Robi2は Wi-fi機能(通信機能)やLCD表示機能を持っていません。
なので、スマートフォンのように画面で絵本を選択し、
その画像と音声を表示・読み聞かせをすることができないのです。
第2回目コンセプト会議に突入するも…
そして、迎えたRobi2制作の第2回コンセプト会議で決定したのは…
絵本を読む際、
Robi2の基本姿勢は
座っている状態で
絵本台に本物の絵本を載せるー…
( Robi2制作の第2回コンセプト会議 より)
これは、更なる課題の追加じゃな…
一体どうなってしまうのでしょうか?
次回の【開発秘話・後編】もお楽しみに!